「なんかいいの、思いついたのか?」 「まあ……。自分がやってみたいだけだけど。」 「そっか。 んで、何がしたいんだよ?」 「……劇。」 「劇ねぇ。 ……なぁ委員長、劇したいって。」 永真は、あたしの意見を、案をまとめている委員長に言った。