「伯父さん、目立ちたがりだからなぁ。
ああいう話のときは、長いんだよ。」


「そうなんだね。
伯父さんのこと、良く知ってるんだ?」


「まあな。
8歳から高校入るまでは、伯父さんと住んでたから。」


「へぇ。
お父さんとか、お母さんは?」


あたしがそうきくと、困ったような顔をした永真。
なんかマズイこと聞いちゃったかな……?