自分でも言ったくせに、永真にも言われると、少し傷ついた自分がいる。 「それなら良かったです。 はい、朝食。全部食べてくださいね。」 「わかってますよ。」 「では、終わる頃にまた来ますので。」 そういって、看護婦さんは出ていった。 「じゃあ、あたしも帰るね。」 「ああ。」 なんか居づらくて、帰る準備をする。