「神野さん、朝食のお時間ですよ。」 そんなときに、病室の扉があいて、看護婦さんが入ってきた。 ……何この看護婦さん。 そうとうな美人なんだけど。 「ああ、佐伯さん。 ありがとうございます。」 「……あ、もしかして、お邪魔でした?」 あたしの方をみて、そう聞いてくる。 「「いえ、そんなことはないですよ。」」 永真と同時にそういった。