「…そんなのあたりまえだよ?

あたしは、神野くんがいいの。

だから、神野くん以外いいなって思えないし、好きになんてなってない。」


「そっか。
でも俺、あと1年だぞ?」


「大丈夫だよ。
それまでに、たくさん思い出作ればいいんだから。」


「んじゃ、さっそくデートだな。
今週末、空いてるか?」