あれ?

恐る恐る目を開けてみると
そこには、さっきのチャラ男そうな人が倒れてて、その近くに吉岡って人が立っていた。

「大丈夫?」

顔を覗き込まれて、段々顔が熱くなってくるのがわかった。

「はいッあ、ありがとうございます!!」

そう深々とお礼を言って私はその場から走って逃げた。