「アキト!久しぶりね!」




駐車場に向かう途中のロビーで


アキト
という言葉に反応して振り向く。




「春海(ハルミ)?久しぶり!一瞬誰だかわからなかったよ」





そういって返事をしたのは正真正銘の本人





「アキト…?」





目線の先には知らない女の子と親しげに話すアキト






あれから一カ月、アキトとはお互い忙しくて全然会えていなかった