安西と藤田も…同じ意見ということだろう。


悲しかった…


いや、それよりも


悔しかった。


僕達の友情は、こんなものなんだ…。


「藤田達がっ…一緒にいたくないなら…もういいよ。でも僕は俊と一緒にいる!」


そう言うと、藤田達はお互い顔を見合わせて、自分の席に戻っていった。


僕は立ちすくんだまま、その場から動けなかった。