物語によれば人生とは
幸せではなければいけないらしい
もしそうなら僕の毎日は
人生とすらよんじゃいけないな………
ねぇ誰でもいいよ優しくして
うっかり勘違いするくらいに
ねぇ僕を助けてよ
僕はもう……………………
一人は嫌なんだ
チリン…………チリン………チリン………チリン
グシュ
「うわああああ_____」
「たっ助けてくれッッッッ」
夜に鳴り響くのは鈴の音
複数の死体がある中ただ一人立って
生き残った人を見下しているのは
狐のお面を被っている………
「ぉ願いだっ、闇狐っ」
『……生きたい?』
闇狐はいつも聞く
「あぁ生きたいから助けてくれッッッッ」
『………でも、長州の人だよね?』
「あっあぁ…………助けてくれるのk『………嫌、死んで(グサッ』………ぐっ」
パタン
『僕の名前は闇狐……長州が大嫌いだから殺すんだ……」
そのあと
闇狐は闇に紛れて帰って行く
そのあとに来るのは…………
新撰組の奴ら
僕達新撰組は見回りをしているところ
でも、
『あぁ~暇です。斬り合いでも、ありませんかね…………』
一「そんなことを言うな…………何もないのはいいことだ」
一君はつれないですね………
[グシュ]
『一君行って見ましょう 血の匂いがします!!』
「あぁ」
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『これは………死体が沢山ありますね』
一「あぁ 全部長州の者だ………」
そこには十人ほどの死体があった
沖田組長これは、“闇狐”じゃありませんか?」
あぁ一番隊の新藤君ですか………
『まぁそうでしょうね』
闇狐は……
長州の者しか殺さないし
このやり方が同じですから
『闇狐ですか………強そうですね♪』
一「総司玩具じゃないんだ楽しむな………まぁ戦ってはみたいが………」
玩具だなんて思ってないし………てか一君だって新しい玩具を見つけた顔してますからね
一「まぁ全て副長に報告しよう」
スタスタ……
『そうですね!!行きましょう』
まぁ……
見つけて
近藤さんの敵になるなら
闇狐でも____いや
近藤さんの敵になる者なら
容赦なく斬り捨てますよ
ふぁ~眠いなぁ
昨日は沢山殺したし当たり前かなぁ
ん?
あぁどうも
僕は闇狐をやってる
千駄ヶ谷 美愛(せんだがや みあ)
です!!
ちなみに
こんな喋り方ですが女です!
そして僕は17歳です!
そして僕は妖狐
しかも九尾の狐なんだ
女だけど………
でも、いつもは男装してるので
いつもは名前が違います!!
その証拠として
今から甘味処に行ってきます!!
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『着いたぁー』
「あ!、雪君 ここに座って何食べる?」
『みたらし団子二十本と饅頭が十五個』
「雪君はよく食べるね いつもありがと」
『大丈夫だよ、此処の甘味は美味しいから(ニコッ』
「うまい事言うね すぐ作るから待っててよ」
『うん』
ほらな見たかぁ
京の町中での僕の名前は
谷川 雪斗(たにかわ ゆきと)
なんだ
あ!さっきの子は
此処の甘味処の
看板娘で
高橋 優良(たかはし ゆうら)ちゃん
凄く可愛いの………
優「お待ちどうさま………はい!雪君みたらし団子二十本と饅頭十五個」
『ありがと、いただきまーす』
もぐもぐもぐ…………
『あー美味しかった お金此処に置いてくね』
優「また来てねー 雪君」
『うん!』
あーめちゃくちゃ
美味かったあー美味しかったなー
また食べに行こーっと
お金は沢山あるし
袴でも買いに行こーかなぁ
う~ん
行こう!!!
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『こんにちは~ 裕司~?』
?「あ゙ぁ?誰だよ 俺の名前を知ってるヤツは」
『僕だよ、谷川 雪斗…………いや千駄ヶ谷 美愛だよ」
裕「あぁ美愛か………どうしたんだよ 袴か?俺に逢いたくなったか?」
この人は此処………袴屋の店主であり僕のお兄ちゃんなんだよ
名前は
千駄ヶ谷 裕司(せんだがや ゆうじ)
20歳なんだ
そして九尾の狐
僕と裕司は九尾の狐一族の最後の生き残り
そ・し・て
凄く過保護なんだ………
どんだけ過保護なんだよっ!!とか
うざいって思うかも知れないけど
僕は裕司が大好きなんだ…………
まぁ本人には、言わないけど(笑)
『今日は、袴を買いに来たんだ』
「分かった……………ほらっ」
ぽいっ
『うわっ…………ありがと、そうだ今日泊まっていい?』
「おうっいいぜ」
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『行ってきます………』
スーッ
カタンッ
「美愛…………」