ガサッガサッ
『ふうっ、、、』
あの子供のあとを追って森の中を歩いているものの一向にあの子の姿が見えない
それどころか道に迷ってしまった
『も、なんで私が、、、っていうかここどこなのっ?』
周りが光っているからまだしも
もし光ってなく真っ暗だったら一歩も動けなかっただろう
─────────
『いや、もう、疲れた、、、っ』
私はその場にヘタリこんでしまった
周りが明るいので朝か夜かも分らない
『あー!もう!いや!』
を掻きむしりながらそう叫んだ
『はぁ、、、』
真っ黒な腰まで伸びた髪をいじりながらあの子もどこにいったんだよ、、、と呟いた
ふと前を見ると周りとは明らかに違う
炎のように輝く光を見つけた。
そしてかすかに話し声も聞こえてきたのだ!
ゆっくりと立ち上がり前に進んでいく、、、
ザッ、、、ザッ
進むにつれ段々と声も大きくなっていく
周りが赤のような色に変わっていき
光の元へついたっ!と、顔をあげた目の前には自身が追っていたあの子供がいた、、、