『、、、』
この綺麗な光景に魅入っていた私は後ろで草木をかき分けてこちらへ向かってくる音に気付いていなかった。
「早く『ふぁっ!?』
バッと後ろを振り向くとそこには
黒いマントを羽織った自身の膝くらいであろう小さな子供が立っていた。
突然の声にびっくりし飛び上がった私を一瞥して(顔は暗くて見えなかったが視線を感じた)
「早くしなさい。皆集まっています」
と、子供とは思えないくらいのハッキリとした声で言った後さっさとと元来た道を帰っていってしまった、、、
『な、なに、あの子、誰?
それにみんなって、、、?』