-雅希side-

「よいっ…しょ…わ!!」

この声と同時に俺の身体が前に傾き始める

ドサッ

「いったぁ…。マサ、だいじょ…」

まさに今、床ドン状態。

流石にイツメンの愛実でも女は女だし、俺は健全な男子高校生であって…。

頬をピンクに染め、フリーズした愛実をみて可愛いなぁ…なーんて、思ったり。

「ごめん、ミオこそ大丈夫??」

「だ、大丈夫。」

少し会話してたけど…覚えてないや。

友達相手にドキドキするとか…ふぅ。