ちょっとツバ飛んでるんだけど


肩に置かれた手をどけて車のエンジンをかけた


「あの女の子たちミツの遊んでた子でしょ?
変に反感買うよりあっちの方が全然いいと思うけど」

「っグ…!でも絶対あいつら俺に聞いてくるよ!この前のお姉さん誰だって!」


「じゃあ反感かって喧嘩になってよかった?私結構腕っぷし強いよ。手出ちゃうかも」

「……あの場面を回避できたのは蘭夢さんのおかげです……」

「よろしい!」



話に一段落つき、車の発進させた


またミツの叫び声が車内に響いた