オマエはオレにないものばかりを持っていた


どんなに強がっても

オマエには敵わない…



オレにないものを持っているオマエ

オマエにないものを持っているオレ

オレと正反対のオマエをいつも羨んでいた



足りないものを補い合うように

大人になったオレたちは

カッコ悪いほど人を愛した

遠い日の恋を笑って振り返る



これからもオレたちは

何度もつまずきながら

愛する事を学ぶのだろう



もう戻る事のない

若くて不器用だった本気の恋を

大切に互いの胸にしまって