「オレの初めての本気の恋の相手の名前な……山代歩美。」

トモキの衝撃の告白に、リュウトは目を見開いた。

「マジか?」

「マジだ。」

「嘘だろ…。」

「ホント。」

リュウトはビールを飲み干して頭を抱えた。

「オレ、トモの彼女が好きだったのか…。」