いつもの帰り道で、よく二人で立ち寄った公園に足を運んで、トモキはアユミの手を引いてベンチに座る。
しばらくの沈黙が流れ、トモキはアユミの手をそっと離した。
「この間は…ごめん。」
「うん…。」
「オレ…アユちゃんの事でいっぱいになり過ぎて、全然周りが見えなくなってた…。だんだんアユちゃんがどう思ってるかなんて考える事もできなくなって…アユちゃんもオレと同じ気持ちでいるんだって、勝手に思い込んでた…。」
アユミは目を伏せたまま、黙ってトモキの言葉を聞いている。
しばらくの沈黙が流れ、トモキはアユミの手をそっと離した。
「この間は…ごめん。」
「うん…。」
「オレ…アユちゃんの事でいっぱいになり過ぎて、全然周りが見えなくなってた…。だんだんアユちゃんがどう思ってるかなんて考える事もできなくなって…アユちゃんもオレと同じ気持ちでいるんだって、勝手に思い込んでた…。」
アユミは目を伏せたまま、黙ってトモキの言葉を聞いている。