「じゃあ、また近いうちに連絡するから、御飯食べに行こうよ。」

「うん。」

「私、今ネイリストやってるんだ。よく、リュウのお姉さんとか、このお店のお客さんのネイルもやらせてもらってるの。今度、アユにもやってあげるよ。」

「ホント?嬉しい!」

「じゃあ、私そろそろ行かないと。またね!」

「うん、またね。」

ユキが手を振って店を出るのと入れ替わりに、リュウトが戻ってきた。