カットを終え、シャワーで流してトリートメントをした後、タオルで拭いた髪をドライヤーで乾かした。

セットを終えると、ヒロは鏡を見て、満足げに笑った。

「うまいもんだな。」

「一応、プロですから…。」

「オマエさ…オレんとこ来ねぇか?」

「……ハイ?!」

(なんだコレ?!もしかしてヒロさんって…?!)