「それはこっちの台詞だ、バーカ。」
「ひっどー…。もういいよ。じゃあね。」
「おー。もう来なくていいぞ。」
「なんだよ、リュウのバカ!!」
ミカが怒って部屋を出て行くと、リュウトは一人ため息をついた。
「バカでけっこう…。」
リュウトは小さく呟いて、テーブルの上に置かれたままのマスコットを手に取り握りしめる。
(相手なんか誰でも良くて、都合が良くて…愛もない体だけの関係なんて、もう要らない…。今オレが欲しいのは…アイツだけだ…。)
「ひっどー…。もういいよ。じゃあね。」
「おー。もう来なくていいぞ。」
「なんだよ、リュウのバカ!!」
ミカが怒って部屋を出て行くと、リュウトは一人ため息をついた。
「バカでけっこう…。」
リュウトは小さく呟いて、テーブルの上に置かれたままのマスコットを手に取り握りしめる。
(相手なんか誰でも良くて、都合が良くて…愛もない体だけの関係なんて、もう要らない…。今オレが欲しいのは…アイツだけだ…。)