それから二人は何度もキスを交わした後、幸せそうに寄り添って手を握り、朝まで眠った。

目が覚めた時、大好きな人のいる初めての朝。

少し気恥ずかしいような、なんとなくくすぐったいような…。

「おはよう、アユちゃん。」

「おはよう、トモくん…。」

照れ臭そうに見つめあった二人は、どちらともなくおはようのキスをした。