「とーちゃーん!!」

月曜の朝、リュウトは腹部に激しい衝撃を受けて目を覚ました。

「うおっ!!いってぇ…なんなんだよ朝っぱらから?!」

お腹の上にはハルが乗っかって笑っている。

「とーちゃん、おはよー。」

「オマエな…もうちょっと普通に起こしてくれるか…。ってか、オレ、今日休みだから。起こさなくていいから。」

リュウトがお腹からハルを下ろして布団に潜り込むと、ハルが小さな手で布団を引っ張る。