電車を降りて、そろそろどこかで夕食を取ろうと言う流れになった。
美味しいお弁当のお礼に、夕食はトモキがご馳走すると言うと、アユミは遠慮して、自分で払うから、と言った。
「だって、お互いまだ学生だから。会う度にご馳走になってたら、気が引けちゃう。」
トモキはアユミの何気ない気遣いが嬉しいと思う反面、なんだか自分が頼りない気がした。
(こんな時、オレがリュウみたいに社会人だったらまた違うのかなぁ…。早く安心して頼ってもらえるようになりたい…。)
美味しいお弁当のお礼に、夕食はトモキがご馳走すると言うと、アユミは遠慮して、自分で払うから、と言った。
「だって、お互いまだ学生だから。会う度にご馳走になってたら、気が引けちゃう。」
トモキはアユミの何気ない気遣いが嬉しいと思う反面、なんだか自分が頼りない気がした。
(こんな時、オレがリュウみたいに社会人だったらまた違うのかなぁ…。早く安心して頼ってもらえるようになりたい…。)