「腹減ったな…。どっかで食べてく?」

「うん。」

二人は少し先のイタリアンレストランで食事をすることにした。

店に入って食事をしている間に、また雨が降りだした。

「また降ってきたね。」

「うん。」

少し嬉しそうに返事をするトモキを見て、アユミはクスクス笑う。

「トモくん、なんか嬉しそう。」

「えっ…ああ…うん。」

(照れ臭い…。)