ある雨の月曜日。
店の定休日で仕事が休みだったリュウトは、自分の部屋でベースを抱えてぼんやりしていた。
曲を作るわけでも演奏するわけでもなく、ただの気休め程度に時々、無造作に弦を弾いてみたりはする。
(なんだかな…。)
リュウトはタバコに火をつけて、ため息混じりに煙を吐き出した。
(まわりにタバコ吸う人があまりいない…って事は、彼氏もタバコ吸わねえんだろうな…。メールとか電話とか…オレと違ってマメそうだったし…。アイツだって、付き合うならちゃんとした男がいいに決まってる…。)
店の定休日で仕事が休みだったリュウトは、自分の部屋でベースを抱えてぼんやりしていた。
曲を作るわけでも演奏するわけでもなく、ただの気休め程度に時々、無造作に弦を弾いてみたりはする。
(なんだかな…。)
リュウトはタバコに火をつけて、ため息混じりに煙を吐き出した。
(まわりにタバコ吸う人があまりいない…って事は、彼氏もタバコ吸わねえんだろうな…。メールとか電話とか…オレと違ってマメそうだったし…。アイツだって、付き合うならちゃんとした男がいいに決まってる…。)