「こんなあたしで良いのなら、やってみます」



















ぐちゃり、封筒が泣き叫ぶ。


風が吹いて、それはまるであたしの心の波を掻き立ているようで。


それがあたしの決めたことを簡単に悉(ことごとく)く砕け散らせた。