「なっ…なによ!」



「いや、別に…」


「はぁ?『別に』じゃないでしょ?
ちゃんと言ってくれないと解んない────」




次の瞬間、わずかな温もりを感じた




上を見上げるとすぐそこには玲侍の顔があった



「玲侍?」



「好きだ。」



……ふぇっ!?


いっ、今、私、抱きしめられてる?



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