「…なぁ、(仮)、外してぇんだけど…」 私の耳に顔を近づけて 蒼汰はそっと囁いた 「…返事、して?」 とくん…とくん… 鼓動がはやくなって顔が熱くなる ((こっ恋ってこんなものなの!?)) 私の、気持ちは──── .