((まだかな〜))

うきうきしながら私は 校門で蒼汰を待っていた


「あんな子いたっけ?」

「あのリボンの色だと2年だよね」

「彼氏待ちとかー?」

「やばっ、可愛くね?」



あちこちからいろんな声が上がっている


((なにこの視線!!みんなが言ってる『あの子』って私ってこと!?))



そんなことを考えて焦っていたら蒼汰がやって来た



「おはよ。望愛。」

「おはよー!」


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