中学校に入学して部活を決めた。
私は悩んだ結果、吹奏楽部に入った。
楽器体験では迷わずフルートのところに行った。毎日毎日フルートのところに。
いよいよ発表の時。
 結果はトランペットだった。
トランペットは第2希望に書いていた。
そして、フルートになったのは、みんなから少し嫌われていて泣き虫でフルートに手が届かないって言っていた愛香(あいか)だった。
悔しかった。私は泣いた。部活の全員がビックリしていた。だって愛香だけは絶対にならないだろうって思っていたから。

でも、もうしょうがないからトランペットを一生懸命頑張った。コンクールでは打楽器をお願いされた。だからみんなより管楽器をスタートしたのは遅いけど遅れを取り戻すためにも毎日毎日必死で頑張った。
先輩が怖かったから、私と月は行動を素早くした。あいさつを大きな声でした。たくさん動いた。そしたら1番怖い先輩が認めてくれた。私と月(るな)は嬉しくってもっと頑張った。先輩に可愛がられた。
練習もたくさんした。そしたら先生にも褒められた。ここまでして頑張ったのには理由があった。
全てはこの部活の部長、副部長にしてもらうため。