こうして、1週間が過ぎた時、



「りほ、おばあちゃん病気だって。」



っ!!!



「うん…」



「え、りほ知ってたの?なんで言わなかったの?」



「おばあちゃんに言わないでって……


言わ…れたから……。」



今まで溜めてたものが流れ出て、


涙があふれた。


「そう……。」



「あなた、早いうちに一度見に行ってあげたほうがいいんじゃない??」



「そうだな…。」


「ごめん、なさい…」



「りほは悪くない。おばあちゃんに言われたんだろ?」



と、お母さんとお父さんは言ってくれた。