次の日学校に行きホームルームが始まった。先生は少し怖そうな顔をしていた。
……「静かに聞いてくれ」
私は少し嫌なことが頭をよぎった。
「昨夜11時頃急に亮がこの世を去った…。」
皆ざわついた。嘘だよね?嘘って言って!
お願いだから…。亮君がそんな訳ない。
昨日会って普通に話したじゃん。笑ってたじゃん!なんで、なんでなの?
神様どうしてですか?なんで亮君何ですか?亮君がなにか悪いことしたんですか。
どおしてよ…
涙が止まらなくて止まらなくて、悲しくてたまらなかった。私はそのまま学校を後に
飛び出した。私は真っ先に亮君の家へ向かった。亮君は布団の上に寝かせられていた。顔に白い布をかけて静かに眠っていた。私は亮君の手を触った。
やはりその手は冷たくなっていた。
私は言葉も何も出なかった。
今までこんなに悲しくて辛いことはなかった。
亮君のお母さんに封筒を貰った。中には手紙が入っていて、私宛の手紙だった。