涼介くんが私の頭をそっと撫でた。 「俺が悪いから、未来は悪くないって! 半ば強引に付き合わせたのは俺。」 ……涼介くんは、優しすぎる。 だからこそクラスのムードメーカーとしていられているんだ。 でもその優しさは、私はすがってはいけなかったんだ…… 涼介くんの悲しそうな顔を見たくなかった…でも、私のせい。 「涼介くんは、優しすぎるよ。……それとね…私涼介くんの事嫌いじゃない!」