なんだかアタシも嬉しくなった。
「さっご飯の時間だッ」
そう言ってアタシをリビングへと誘い込んだ。
「姫子さん。今日の朝ご飯はトーストと野菜サラダとコーンスープでございます。熱いので御気をつけてお食事なさってくださいませ」
「ありがとう」
そう言われて家政婦さんは下がっていった
「いただきまーす」
そう言って姫子ちゃんはサラダを口の中に頬張った。
「ほひひい〜!!(おいしい〜!!)」
アタシはトーストにジャムを付けてトーストをかじった。
「那智ちゃん……それもう……マーガリンと砂糖が付いてるよ。」
「え……??」
アタシはもう一度トーストにかじりつき、よく舌で舐めてみる。
「!!」
「だっ大丈夫?!」
そう言って姫子ちゃんは慌てていた。
「家政婦さーん!!!」
呼んでいる姫子ちゃんの声が慌てていて裏返っていた。
なんだか可愛かった。
こうして事は大きくならず水を飲んだら治りました。