しかし、会いたい気持ちもあるが会いたくない気持ちもある。
あれは2ヶ月前の話だ。
私が希輝と最後に一緒に帰った日のことだった。
希輝と一緒にいると正常でいられない。
そんな自分が嫌で、私は希輝と距離をおくことを選んだ。
『しばらく演劇部の活動が忙しくなるから落ち着くまで友達と帰るね。希輝もサッカー頑張って!』
あの時こう希輝にメールを送った。
希輝からは『(`д´ )ゞ ラジャッ!!』とだけ返信があった。
意外に理由が聞かれなかったし、いつまでとも確認されなかったから少し寂しかった。
(自分で言ったくせに自己中だな…自分…。)
けれど今日、希輝が一緒に帰ろうと声をかけてくれた。
何も聞かないでただ隣を歩いてくれている。
もしかしたら明日からまた一緒に帰れるかもしれない。
私は希輝とどうなりたいんだろう?
私には告白する勇気なんてない。
できることは友達という関係を守り抜くこと。
会話が途切れたので妃愛は新しい話題を出した。
『希輝って恋してるの?』
(は?!馬鹿じゃないの?!自分!)
希輝は目を丸くして驚いていた。
『あ、あはは…なんとなく気になっちゃってさ…』
妃愛は下を見ながら誤魔化した。
(こっからなんていばいいんだよ!)
1人で暴れていると希輝が口をひたいた。
『してるよ。恋…。』
一瞬時がとまった。
おもわず希輝を見つめる。
『好きな人いるよ』
希輝は自分に好きな人がいることも告げた。
あれは2ヶ月前の話だ。
私が希輝と最後に一緒に帰った日のことだった。
希輝と一緒にいると正常でいられない。
そんな自分が嫌で、私は希輝と距離をおくことを選んだ。
『しばらく演劇部の活動が忙しくなるから落ち着くまで友達と帰るね。希輝もサッカー頑張って!』
あの時こう希輝にメールを送った。
希輝からは『(`д´ )ゞ ラジャッ!!』とだけ返信があった。
意外に理由が聞かれなかったし、いつまでとも確認されなかったから少し寂しかった。
(自分で言ったくせに自己中だな…自分…。)
けれど今日、希輝が一緒に帰ろうと声をかけてくれた。
何も聞かないでただ隣を歩いてくれている。
もしかしたら明日からまた一緒に帰れるかもしれない。
私は希輝とどうなりたいんだろう?
私には告白する勇気なんてない。
できることは友達という関係を守り抜くこと。
会話が途切れたので妃愛は新しい話題を出した。
『希輝って恋してるの?』
(は?!馬鹿じゃないの?!自分!)
希輝は目を丸くして驚いていた。
『あ、あはは…なんとなく気になっちゃってさ…』
妃愛は下を見ながら誤魔化した。
(こっからなんていばいいんだよ!)
1人で暴れていると希輝が口をひたいた。
『してるよ。恋…。』
一瞬時がとまった。
おもわず希輝を見つめる。
『好きな人いるよ』
希輝は自分に好きな人がいることも告げた。