仕事なんて関係ない。

なんとしてでも美生のお母さんには来てほしい。

でも、どうすればいいの?


「陽毬ちゃん?美生どうしたの?」


委員長が恐る恐る聞いてくる。

その手にはあるチラシを持っていて。


「これだ!!」


美生を傷つけるなんてさせないよ。

そのためには、なんだってしてやるんだから!

携帯を取り出して美生のお母さんに電話をかけた。