「すぐ行くから!そこから絶対離れんなよ!」

「あ、はーい」


ピッと通話を切った。


「南野ー?なんであんなこと言ったのよ!」


すぐさまギロリと睨む。

心配かけたくなかったのに。


「バーカ。お前こそなんだよ。大丈夫だよ☆って。全然大丈夫じゃねーじゃねーかよ」

「うっさいなぁ。だからそれは、心配かけたくなかったからで………」