*




°




「うっそぉー!お姉ちゃん、大河君に告られたの!?」

「バカ優梨!声大きいよ!」

「あ、ごめん……」


その日の夜、あたしは一つ下の妹、優梨(ゆうり)に告られたと伝えた。

高2のあたしと高1の優梨。

年が近くて昔から隣の家の大河と三人でよく遊んでた。

優梨は名前のとおり、優しくて可愛くて、すっごくモテるんだ。