一人でムンムン唸ってると大河がきた。


「陽毬。今日陽毬の部屋行ってい?」

「うん、じゃあ優梨と待ってる。ベランダ開けとくね」

「ああ、でも優梨なしな」

「へ?なんで?一緒に遊ぼうよ」


意味わかんない。

いつも三人で遊んでたのに。


「優梨のこと嫌いになっちゃった、とかないよね……?」

「んなことねーよ。ただ……なんつーか二人でいたいっつーか?って、察しろよこの鈍感!!」