「陽毬ー?この間クレープおごったよねぇ?」

「陽毬。俺はお前を信じてるからな?」

「………うぅ。じ、実は……」

「おーい、すぐ座れ」


ラッキー♡

二人の勢いに負けそうになったとき、丁度先生が入ってきた。

そして先生の後ろからついてきた男の子に、あたしは確かに見覚えがあって。

間違いない。

超絶失礼男だ。


「初めまして。南野空(みなみの そら)です。よろしく」