大河の瞳は、あたしの心を苦しめる。 辛くて、行かないでって目をしてる。 ………その目は、どこか10年前の南野に似ている気がして、余計にあたしを苦しめた。 「俺だけを見てろよ」 机の上にある、チョコレートが落ちて、無様音をたててに崩れた。 その音は、あたしの夢を、壊した音な気がした……………。