「そう、だけど………」

「ならいいじゃん?助けてくれるんだろ、そいつは。お前が信じないでどうすんだよ」


………そうだよね。

誰になんて言われようと、あたしは信じるよ!


「ありがと、南野」


南野を見ると、寝てた。

寝るの早!!

呆れながらも、なんか癒される。

そう思いながら、もう一度写真を見る。

お父さんと、二人って言ってたっけ。

じゃあ、お母さんは………?

すると、写真の裏に手紙を見つけた。


「……見て、いいのかな」