我ながら上手く作れたとは思うんだけど………。


「どぉ?」

「んー。50点」

「真ん中!?」


料理したのはあんまりないから仕方ないよね?


「…………桜庭さ」

「なに?あ、お茶ほしいの?」

「そうじゃなくて、なんの抵抗もないわけ?男子の部屋に一人で入るとか」

「へ?」


お茶を片手に間抜けな声を発してしまった。