「桜庭陽毬さんでーす!」


パッとあたしの立っているところだけに光が当たった。


「……へ?」


な、なにが起きたの?

半信半疑のまま、なんとなくメダルてきなものをもらう。


「ちょ、ちょっと待って!なんであたしなの!?あたしなにした?」

「えー、投票理由では、『可愛い』『超友達思いで感動した!』などという意見が……」