どおして…呼んでしまったんだろう。


頭に浮かんだ、
白金の佐原恭二。


家に近い、コンビニで
待っていると現れた佐原恭二。


「結衣が会いたいとか言うなんて珍しい~。」


「違う。暇だったから呼んだだけ。」


「ふ~ん?
そんな風には見えないけど。」


「え?」


「酷え顔。
とりあえず場所、移動しようぜ。」


そう言って、歩き出す。


なんだろうか。


胸の当たりがポカポカする。



お風呂に入ったみたいに…


あったかい。