「…啓太、何してんの?」

「…!さ、さくら!」


平然と装って話す私に啓太はびっくりして私を見た。


「ほら、資料。欲しかったやつでしょ」

「…あ、ああ…」

「何?欲しかったクセに今更欲しくないとか辞めてよね」

「いや…あの…」

チラチラと写真を見る啓太。

私は…平然を装うしか方法は無かった。








夕飯終わって眠りについた啓太。


ソファーで横になってる。


私はその寝顔を…脳に焼き付けるように、立って見ていた。