私は、もう心の中では我慢できず



頬を膨らませて、ムッとしていた。



その顔を見て、隣にいる楓季が我慢しき



れずに吹き出した。



全く…親子そろって…失礼だな…。



と、イライラしていたのが諦め?に変わる



すると、おじさんと楓季はようやく落ち



ついて、ふぅ・・・・・と息を吐いて



「いやぁ…ごめんね。あまりにも怜ちゃんが
面白いから…ついね。」



面目ない…ハハハ…とこの日、何度目かの



乾いた笑いをおじさんは頭の後ろのほうに



手をやって頭をかきながらいった。