そして、右に曲がり真っ直ぐ行ったところ


に、楓季の家はあった。楓季に


「ここだよ。ようこそ我が家へ!」


と、笑いながら玄関を指さした。


「でっ…でかぁー!」と私は無意識に


叫んでいた。だって、家の外観は


壁の色はホワイトで、玄関は赤茶色。


家の大きさは東京ドームの4分の1くらい。


とてつもなく豪邸だった。


私がその豪邸を見てポカーンとしていると


楓季が「早くー!怜?早くおいでー」と


手招きしていたので、私は我に帰り、


慌てて楓季の元へと駆け寄った。