高校1年生の春


暖かい季節になり、衣替えの時期。


私は出会ってからすぐ意気投合した親友の


家へと遊びに来ていた。


「ねぇねぇ、楓季の家ってもうすぐ?」


私は楓季の家に 早く行きたくてウズウズ


だって、友達の家なんてほとんど行った


ことなかったから。だから、楓季にやっと


家に行ってもいいって許可貰えた時


本当に嬉しかったんだもん。