「ちょっと…二人とも落ち着いてー!」


と、楓季が何度も私達に言ってくるけど


私達の喧嘩はエスカレート!!!!!!


「オカマにオカマって言って何が悪いのよ」


「今日会ったばっかの人にそんなこと
言えるなんてやっぱり男勝りな子ねー!!」


「だから 何よ!? あんたになんて関係ない
でしょ!!」


「そんな子には一生男なんて出来ないのよ
あなたに ゙ちゃん゙なんてつけなくて
いいわ! ゙怜゙ だけで充分ね!!!!!!」


「えぇーどうぞ御自由に!あんたなんかに
ちゃん付けされるだけで悪寒にさわる
ってーの!!!!!!」


「なんですって!ほんと!失礼な子!
今から習う先生に対してなんて態度なの」


と、ポンポン悪口が出てくる。


楓季が、かんにん袋の緒を切らしたのか


部屋中に響きわたる声で


「いい加減に…してよー!!!!」


と、怒鳴りつけた。


私達は、ハッとし楓季を見返す。


楓季はゼェゼェ言いながら呼吸を整えて


いた。