楓季は私の目の前まで来ると



私の横腹を肘で小突きながら話かけて来た


「ねぇねぇ、凄い歓声だよ!やっぱり怜様はモテモテですな~」



しかもニヤニヤしながら…



「そんなことないしー。私モテませんよー。」



私は仏教面でそう答える。



「そんなこといってー。もう…女の子にはモテるんだから♪」


このこのと言いながらさらに小突いてきた


そうこの人の言う通り何故か私は、女子に


モテてしまう…。男勝りだからだろうか…。



「そんなことより楓季は出ないの?ずっと見てるばっかで…」



と今日私が1番気になっていたことを


言ってみた。